医院案内
都立病院の整形外科・リハビリテーション科での10年の勤務を終えた後、「講道館ビルクリニック」の院長に就任したのが、2002年4月のことでした。
「講道館」という名前からお分かりの通り、日本柔道の総本山、いえ、世界柔道の総本山である講道館の中にあります。
本来、「現役および引退後の柔道家の健康を守る」という理念でつくられたクリニックでした。
柔道家の方達と接することも多く、また就任中にも何度か海外遠征に帯同させていただきました。柔道チームのチームドクターとして、アテネオリンピックに参加することができたのは、真に光栄なことでした。
自分自身のライフワークでもあった、「アスリート達のケガの治療やリハビリテーション」、「スポーツ現場での救急活動」などに、積極的に取り組んできました。
また競技やスポーツに縁のなかった中高年に対して、運動を取り入れることによって健康になっていただき、最終的には病院に来なくてもいい身体になってもらいたいと思って、外来診療にあたっていました。
おかげさまで、外来部門は順調に伸びていました。
ところがこのクリニックには、透析部門と外来部門とを併せ持つ組織の複雑さがありました。さまざまな人間性を持つ理事達の、柔道に対する思いの温度差、経営に対する考え方の違いなどにも、苦しんできました。
その後いろいろな経緯があり、「このままでは私のことを慕ってくれる利用者の皆様に対して、責任を持って仕事をすることができない」という事態になりました。
「やはり自分で立ち上がるしかないな」と思い、分離独立を決意いたしました。
今まで同様に、頑張っていこうと思っています。
よろしくお願いいたします。
主な機材
診断機器
・レントゲン撮影機器
・骨密度測定機器
治療機器
・干渉波治療器
・腰椎牽引機器
・頚椎牽引機器
・各種運動療法器具
その他
・電子カルテ
ロゴについて
「まんがハングル入門」、「おもろい韓国人」などでおなじみ、漫画家の高信太郎さんとは、10年来の飲み仲間です。
このロゴは、新宿歌舞伎町の韓国居酒屋で、「新しい診療所をつくりたいんですよ。何か描いてもらえませんか」とお願いして、描いてもらった何枚かのうちの一枚です。
イラスト料は払ってません。そもそも酔っ払っていて、本人も覚えていないかもしれないのです。そのうち、飲み代でお支払いしたいと思っています。
「中高年」、「アスリート」、「ジュニア世代」の3世代が、スポーツを楽しんだり、運動をすることによって、明るく健やかに・・・そういったイメージで、この絵を選びました。