あっという間に、2005年も残りわずかとなりました。大掃除が気になる時期です。
いざ掃除を始めると、こんなに掃除をするところがあるかと思うほど、空間が広く感じられ、そこにはいくつか落とし穴が隠れています。
そこで今日は、大掃除で気をつけたい、いくつかのことをお話したいと思います。  
高いところを掃除するとき、ふらつくことがあります。
これは普段、おへその下あたりにある重心が、手を上げたり、爪先立ちになったりすることで、重心の位置が変わることにより安定性が失われるからなのです。
また拭き掃除や物を移動するとき、中腰になることにより、腰に負担がかかります。
壁を磨き続けることで、手や指を痛くする可能性もあります。
ざっと考えただけでもいろいろ思いついてしまいます。

ではここで、穏やかに大掃除を終わらせるポイントを確認します。
(1).1日で終わらせず、何日かに分けて少しずつ行うと、負担が軽くなります。
(2).高いところへ上がるときには、安定した大きめの台を選びます。台に上ったり、
  上を向く作業をするときは、壁や、何か支えになるものを持ってバランスを取れるようにします。
(3).中腰で続ける作業は、お風呂で使うような小さいイスや、雑誌をいくつか重ねて束ねたもの
  の上におしりを置いて作業をすると、負担が軽くなります。
(4).拭き(磨き)作業はいっきにやらず、範囲を決めて少しずつ行いましょう。
(5).作業を続けるときは、マメに体勢をかえ、伸びをしたり軽く体操をしましょう。
(6).無理だと思ったらあきらめましょう(笑) せっかくの大掃除で、
  みなさんが怪我をすることがないよう、お祈りしています。  
2005年12月 長坂